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幸運(グッドラック)と踊(ダンス)るための日々の格闘の記録。

娘の中学受験を意識し始めたきっかけ(1)

「四年生からの塾、どうしようか」
妻からのこの一言が娘の中学受験について考え始めたきっかけでした。

私自身は中学受験を未経験でしたので、その時まで娘の中学受験については考えたこともありませんでした。
そもそも、関西出身で、首都圏に比べて中学受験に対する熱がそれほど高くない地域で子供時代を過ごしたこともあり、中学受験をあまり身近に感じてきませんでした。

私は、小中高と公立の学校に通い、大学、そして大学院も国立でした。
また、現役での大学受験に失敗し、浪人時代に1年間予備校にお世話になった以外、塾というものに通った経験がありません。
なので、中学受験はおろか、塾がどんなところなのかもよくわかっていません。

私は1972年生まれですが、確かに小学校高学年の頃から周りの友達の多くが塾通いをしており、中学時代にはほぼ全員が通っていたように思います。
六年生のときに同じクラスだった友達が灘中に合格したりしましたが、私自身は中学受験など考えたこともなかったですし、「遊ぶ時間がなくなるのに、なぜみんな塾に通うのか?」と思っていました。

私も高校受験、大学受験は経験しています。
大学受験には一度失敗していますが、少なくとも高校に入るまでは幸運にも学校での勉強で事足りたというか、苦労したことはありません。
さすがに、中学生にもなるとテスト前には勉強しましたよ。
ただ、定期テストでも前日まで練習がある部活動もしていましたので、いわゆる一夜漬けというやり方でした。
それでなんの問題もありませんでした。
まあ、高校では通用しなくなったのですが。

こういった状況でしたので、自分と同じように娘も公立の中学校、高校に通うのだろうと漠然と考えていました。
難関と言われる私立の中学校や高校を目指そうとすると、公立の学校で使われる教科書の内容だけでは足りないことは知ってはいましたが、上で述べたように私自身が公立の学校で、教科書の範囲をしっかり勉強していれば大学受験までそれで大丈夫だとわかっていたので、自分の子供もそれで良いと。

しかし、自分の子供は中学受験をしなくても良いと思いながらも、首都圏では中学受験というものが関西に比べればそれほど珍しくはないということはなんとなく知ってはいました。
そこで、まずは『中学受験とは何ぞや?』というところから調べてみることにしました。

と、今回、なぜか自分語りになってしまったので、この続きは次回にしたいと思います。